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憧れて購入したお品物には想いが一点一点有りますが、当店はそんな思いを加味して査定しておりまのでどんな状態でもお断りしません。

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ルイヴィトンのデニム素材、ネオカビーを郵送買取しました。

先週郵送買取にてルイヴィトンのネオカビーMMをお買取させて頂きました。

ネオカビーmm.jpg


事前に写真査定の依頼が有りましたので大体の金額をお伝えしました。

ルイヴィトンのデニム素材のお品物は現在は殆ど廃盤となっておりますが、
今尚デニム素材のお品物を探していらっしゃるお客様は多いです。
しかしながら現在デニム素材のお品物をお求めになるお客様は大体が過去に
使用経験のある方が多い為か程度の良い物をお求めになる傾向にあります。
その為、ある程度使い込まれたお品物は販売が鈍い為にお買取価格は安くなる
傾向にあります。

ネオアカビー2.jpg

今回ご依頼戴きましたデニムのネオカビーも人気の黒タイプでは御座いましたが
お客様からの状態説明に使用感有りとご連絡を頂きましたのである程度幅を持った
買取り価格を提示させて頂きました。査定の際に見る箇所は

・角スレの状態
・内側の汚れ具合
・デニム生地の状態
・デニムの焼け具合

ネオカビー2.jpgネオカビー6.jpg

角スレの状態、内側の汚れ具合は見た目の為事前に有る程度判断は出来ますが
デニム生地の状態とは使用を重ねる毎に布地が新品の時の様なハリの有る状態から
変わり具合を言います。またデニムの焼け具合とはデニム生地全般に使用を重ねる毎に
段々色が薄くなる事を言います。
これら2点は実際にお品物を確認しないと判断が出来ません。

ネオカビー3.jpgネオカビー4.jpg

この様にお品物の査定には商品特有の状態がある為、写真だけである程度金額の出せる
お品物と実際に拝見しないと難しいお品物が有ります。

今回郵送買取させて頂いたお品物は2007年製でしたので6~7年の使用でしたが
大切に使われていた為外見の痛みは少ないお品物で御座いました。

レビュー12.jpg


2014年12月24日

地方のお店より買取依頼ありました。


今週早々に地方のリサイクルショップよりコーチのバックの大量買取
依頼が来ました。バックのみ92点です。

コーチバック.jpg


最近コーチの売れ行きが悪く在庫を減らしたいのでコーチの買取依頼が
来ました。現在はネットでの売れ行きも一時に比べると大分悪くなっています。
理由は簡単、余りにも商品が溢れてしまった為です。現在首都圏を中心にコーチ
を取り扱うアウトレットが多く出店したことと、アメリカからの平行輸入が出回って
いる事に原因が有ります。

本来コーチもデパートでのみ販売していた頃は値崩れも少なかったのですが、
現在アウトレット、平行輸入とで新品の商品が2万円前後で大量に売られて
しまっています。確かにデパート等よりも半年程古い型となりますが価格差が
大きい為安い方へ消費が流れています。その為中古の商品は新品に対する
価格差が重要なので以前の中古価格では売れないのです。

当店ではヴィトンに限らず商品の回転率が早い為この様な依頼にも柔軟に
対応させて頂いております。

価格が適正で有れば大量に商品を引き受けても販売していく事は可能となります。

地方のブランド品を取り扱うお店には商品構成を柔軟に対応出来る様に当店を利用して頂いて
おります。

2014年12月18日

ブランド専門市場へ参加



おはようございます。先週はブランド品を取り扱う業者向けの専門市場へ
行ってまいりました。

皆さん古物市場ってどんな印象をお持ちですか?

・質屋さんの集まり
・暗い、排他的昔ながらの世界
・所詮中古品で汚い

恐らくネガティブな印象をお持ちかも知れませんね。
しかし現在の市場とは想像とは違います。特にブランド品等を主に扱う市場は
その様なイメージとは全く違っています。
最近発売の新品同様の品物から過去の限定発売の商品等多数出品されています。
勿論、いわゆる中古商品も多数出品されています。

と言うのはここ十年程前から買取専門店と言う新たな業態ができ始めた為に
中古品を扱う業者が質屋さん以外にリサイクルショップ系が多数出現し特に最近は
大型リサイクルショップ等が多数出店し始め買取と販売を行う様になり
過去の質流れ品主体から業態が様変わりし新品同様の商品から綺麗な中古商品
主体に変わりました。

市場画像1.jpg

写真は市場の風景です。
これは平場と呼ばれる市場です。写真の如く平らなトレーの上に商品を乗せて順繰りに
買い手の席の前を通過して行きその際に買い手は商品の値踏みを行います。
一番最後に競りの掛けられ最高値を提示した業者が落札者となります。
ネットのオークションの要領です。

市場画像2.jpg

この様にブランド品主体の市場では主に買取専門店、リサイクルショップ等で
買取された品物が出品されています。その中では昔ながらの質屋さんからの品物は
極僅かです。また現在の質屋さんは店名を現在に会う様なカタカナの店名を利用して
居るところが多いようで余り質屋と判らない事が多いです。

その為に質流れ品や質屋買取の主体からリサイクル系主体の為流通するお品物で
クタクタ、ボロボロの品物は少なくとても中古商品とは思えないものまで幅広い
商品群で構成されています。

この様な市場は商品を円滑に流通させる役割を担っており、
買取った商品の現金化
店舗運営において幅広い取扱商品構成を維持する為に貢献しております。

現在この様な市場が多数存在しており
また近年ジュエリーを主に扱う市場も多く存在しております。今後はジュエリー専門店等でも
ヴィンテージ・ジュエリー等と称して中古のジュエリーが大変お得なお値段で店頭に並び始めると
思われます。まだまだ店頭では馴染みが薄いかもしれませんが今後は多数見かけることと思います。現在は個々の店舗での対応がまちまちですが、恐らく今後は中古のジュエリー等は専門の業者に
依頼して洗浄・磨き上げ等の工程をへてリジュリーとして流通すると思われます。
勿論価格も新品の半値位から購入することが可能と思います。
2014年12月 5日

現役バイヤーが伝授する、失敗しない中古ブランド品の買い方――後編

シャネル本店-2.jpg


今年一年頑張った自分へのご褒美として、

思いきって憧れのブランド品を購入してはいかがでしょうか?

ブランド品買付15年の現役バイヤーが、

失敗しない中古ブランド品の買い方を伝授。

後編では、トラブルを避け、より上手に購入する方法をお伝えします。


スピディー30.jpgスピディーアンプラント赤.jpg

 

・同じ様なブランド品を沢山扱っているか?

購入ショップの絞り込むにあたり、

価格が安かったり、状態の良い商品であっても、

同じ商品の取り扱いが数個となっているショップは、避けた方が賢明です。

つまりそれは、中古ブランド品を売り慣れていないということを意味しており、

予期しない事が発生した際はトラブルに発展する事が多いです。

 

ヌメ革1.jpgヌメ革2.jpgヌメ革3.jpgヌメ革4.jpg


また、トラブル内容の多くは、

商品状態の程度に関する、お互いの認識のズレであることが多いようです。

中古品は、購入後の通常返品や交換等が不可能であり、

一度購入してしまった後のクレーム受け付けは、かなり困難です。

そのため、購入後に大量のエネルギー浪費してしまうことを避けるため、

購入前の事前検討が重要となってくるのです。

 

ある程度、購入する店舗が絞られてきた場合、

一度店舗に電話をし、商品状態などについて直接尋ねてみるのもいいでしょう。

手馴れた店舗からであれば、質問に対し的確な返答を得ることが可能かと思います。

また、電話をすることによってオンラインでは判らない、

実際の店舗運営の様子なども伺い知ることが出来ます。

 

また、オンラインモール等においては、

購入者からのレビューや、感謝の声などが多数掲載されています。

ただし、これらは判断材料のほんの一部でしかなく、余り当てにしない方が賢明です。

なぜなら、現在掲載されているレビューの多くは、ポイント付与や値引きなど、

付加サービスと引き換えに投稿されている事が多く、

商品や店舗サービスの実態を必ずしも反映していません。

また、悪い評価のレビューについて、多くは感情的な内容で占められています。

その原因は、取引に当たってのお互いの認識のズレであり、

店舗だけが一方的に責められることではないケースが多いように思われます。

 

・貴女が今見ているサイトの、本当の運営者は誰?

ネットサーフィンをして気に入った商品を探していると、

一番陥り易い危険なワナは偽サイトの存在です。

ネットバンキングに関する事件等でも問題になっていますが、

現在中古ブランド品ショップにも、

本物(実在のサイト)そっくりの偽サイトが多数存在しています。

ネットサーフィンをして検索を繰り返すうち、

この様なサイトに迷い込んでしまう事がすごく多いです。

現在目に見えるホームページがキレイであることと、

実店舗の様子とは必ずしも一致しません。

偽サイトは、本物以上にキレイで親切なページとなっています。

 

ワナにはまらないためには、アドレスバーのURLを必ず確認して下さい。

例えば「楽天市場」等の場合、

www.rakuten.co.jp/xxxxx

"rakuten"のドメインが入っているかどうかを必ず確認するようにします。

 

 

最後に

ワンランク上のステータスを手に入れるため、多くの方が手に取るのがブランド品です。

そこには夢や希望、さまざまな人々の想いが詰まっています。

特に中古ブランド品の場合、それはなおのこと。

持ち主のお品物への愛着などがしっかりと生きているのです。

まずは自分の本当の想いと向き合い、

これなら実現してくれると信じられるアイテムを絞り込み、

入手方法を入念に検討して下さい。

そうすれば必ずや、中古ブランド品購入を成功させることが出来ることでしょう。

 

2014年12月 4日

現役バイヤーが伝授する、失敗しない中古ブランド品の買い方――前編

プレゼント.jpg


今年も早いもので、もう師走。

ボーナスが出た人もそうでない人も、

一年頑張った自分へのご褒美として、

憧れのブランド品の購入を考えている皆さんへ・・・

ブランド品買付15年の現役バイヤーが、

失敗しない中古ブランド品の買い方を伝授いたします。


松坂屋LV.jpg

 

シャネルやルイヴィトン・・・

通常とは違う、ワンランク上のステータスを手に入れる為、

多くの方が手に取られる。

それがブランド品です。

使い勝手のみを追求するのであれば、そういったブランド品では無くとも、

日本には沢山の良いお品物が存在しています。

そこで、「何故自分はブランド品がほしいのか?」

気持ちを整理し、目標を明確にしてから購入に望みましょう。

自分が本当にほしい商品を絞り込むことが重要です。


アルマBB.gif

 

当たり前の話になってしまいますが、

中古のブランド品とは、どなたかが一度は手にしたお品物です。

その為、お品物は一点一点全て状態が異なっており、

ただ値段だけを比較して飛びついてしまうのは禁物です。

 

欲しい品物をピックアップして、

憧れのブランド品をついに手に入れる・・・覚悟はできましたか?

それでは、実際の購入ステップをご紹介します。

 

 

・サイズ・使い勝手等は、ショップ等で実際に確認しましょう。

サイズが想像とけっこう違っていた、どうも使い勝手が悪い・・・等、

購入後にこの様な実感を抱く方は少なくないようです。

 

・価格と商品の状態を検討

価格が安いに越した事は有りません。

ただし、中古商品においては、一点として同じ状態の商品は存在しない。

このことは忘れないでいて下さい。

 

また、Aランク、Sランク・・・など、良く見る商品のランク付け。

これは各店舗内が独自で付けた評価であり、

共通の物差しが存在しているわけではありません。

ある店舗でSランクとされていた商品が、他の店舗ではAランクであったり、

ABランクとされている商品が、別の店舗ではAランクに統一されていたり。

こういった現象は日常茶飯事であり、注意が必要です。

 

・ショップの選定

欲しい商品を「これだ!」と絞れると、

山ほどある中古ブランド品ショップも絞り込むことができます。

 

ネットで購入する場合は、主に、

日本最大級のオンラインショッピングモールである「楽天市場」、「Yahoo!ショッピング」、

各中古ブランド品ショップの「直営サイト」になるでしょうか。

また、各ショップは、「直営サイト」と「楽天市場」等のオンラインモールに、

平行しての出品が多く見られます。

反面、「直営サイト」のみで販売している場合は、避けた方が無難でもあります。

その理由は購入後保証の有無によるところが大きいのですが、

詳しくは後ほど解説します。

 

「直営サイト」にはちょっといいところがあります。

ひとつは、同じ商品でも、消費税分程度の値引きをした上で販売している事でしょうか。

ブランド品は何といっても高額商品。

そのため消費税分程度とはいえ値引きがあれば、

購入の総額に数千円から数万円の違いが生まれる場合が多く見られます。

ふたつめは、販売元と直接交渉が出来る点にあります。

販売金額の交渉に成功した場合、更なる値引き金額の提示も十分あり得ます。

その理由としては現在、実店舗ではないネット販売といえども、

実は各店舗ともかなりの経費を掛けています。

その内訳はというと、

オンラインモールへ5%前後+クレジットカード決済に5%前後、

以上の合計約10%が、店舗にとって、販売にかかる直接経費となり、

その他、バナー広告掲載などの広告費もかかってきます。

このうち、直接経費にあたる部分は値引き交渉で得られる可能性があります。

交渉の際、マイナス10%を目標ととして臨むと、いい結果が得られるかもしれません。

ただし「直営サイト」には欠点もあります。

「楽天」などで購入した場合は、出店先である「楽天」からの保証も得ることが出来ます。

しかし「直営サイト」の場合、その保証を得ることができません。

そのため、特に初めての取引の場合には、余りおススメ出来ないのです。

同様の理由により「直営サイト」のみであるショップも、

購入後の製品保証におけるリスクを踏まえ、避けたほうが無難であると言えそうです。

 

 

ブランド品買付15年の現役バイヤーが伝授する、

失敗しない中古ブランド品の買い方。

今回は、「ほしい!」と思ってから、

「どこで買うか?」お店の選び方までをご紹介しました。

次回後編では、トラブルを避け、上手に購入するための方法を伝授します!

 

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