発売から17年も経過したわりに程度の良いダミエのアルルカンをお買取させて頂きます。
おそらくずっとしまわれていたんでしょうね。裏地はキャンパス地なのでヴィトン特有のベタつきも無い綺麗なお品物です。
ルイヴィトンのヌメ革はお客様の使用状況により色々な風合いがでてきて特徴のある一個のお品物となりますが、
こちらに使われているヌメ革は通常の物に比べて変化し難い素材で出来ているのでしょうか、それほど変化は有りません。
写真からもお判りかと思いますがこちらのアルルカンはダミエキャンパスとヌメ革とのコントラストが絶妙ですよね。
現在は発売されているダミエの商品群はほとんどヌメ革部分がエボニレザーの物が殆どですので、かえって新鮮に
見えませんか?
ところでアルルカンって何かに似てませんか?
そうです、ソーホーにそっくりですよね。モノグラム柄のリュックのダミエバージョン
アルルカンとはルイヴィトンのモノグラムキャンパス100周年を記念して復刻版として
ダミエ アルルカンが限定モデルとして発売されました。
でも何故かダミエですよね?
詳しくわかりませんが、ルイヴィトンでは当初旅行用とランクを作っていたのはご存知だと思いますが、
当時類似品が多く出回って困った時にLVを基調にしたモノグラム キャンパスが発売されたそうです。
それにちなんでダミエなのでしょう。
また世界限定として復刻されましたので全ての商品にシリアル番号が打たれております。
上の写真の左側が復刻版のシリアル番号です。右側は通常のシリアル番号ですね。
シリアル番号で一万の位のお品物も見た事がありますので、復刻版の限定といっても
相当数の数が造られたんですね。
その後ヌメ革の部分をダミエのバックによく使われるエボニーレザーに変更して
名前を改めて ダミエタイプの ソーホーとして定番化されました。これが現在良く目にする
ソーホー誕生の経緯です。
同じ様な経過をたどった商品に今は廃盤となりましたがチェルシーとダミエのコロンビーヌ(N99037)があります。
コロンビーヌの時は持ち手の長さが調節出来なかったのですが、チェルシーを発売した時には持ち手の調節が可能
になりました。おそらくお客様から沢山要望があったのでしょう。
ダミエのチェルシーは廃盤となりましたが未だに使い勝手が良いのでしょうか、人気の有るお品物です。